目的意識を持ち、目標に向かって ~1学期終業式~
■2022-07-20
写真は、自動的にスライド表示されます
(ドラッグしてスライドも可)
7月20日(火)、令和4年度1学期の終業式を行いました。3年生は講堂に集まり、1・2年生は各HR教室にプロジェクターでの投影と校内放送を通して行いました。終業にあたって、校長先生から話がありました。その後、生徒指導部長より夏休みの過ごし方の話があり、各HRでは担任から通知表が渡されました。
校長先生の話(抜粋)
新型コロナウイルスの感染者がまた増加傾向にある中、3年生だけが講堂に集まっての終業式となりました。
明日からの夏休みを有効に使うためには、計画を立てることが大切です。まずは自分のしたいことを見つけて、それを行ってください。人間は好きなことで大切であったり、必要なことは頑張れますが、その反対に嫌いなことでも大切であり必要で、やらなければならないこともあります。3年生は進路対策、1、2年生は自分の好きなことややりたいこと、または大切であり必要なことに取り組んでください。過去に成功した人は、自分にとって大切であり、必要なことを頑張ったから成功したのです。今、やらなければならないことに目的意識をもって、目標を設定して頑張ってください。
ユニクロの会長兼社長である柳井正さんは、“希望というのは、自分が作らないといけない。向こうから希望が来るということは、まずありえない。高いハードルを設けて、そこに到達する方法を考え抜くこと。これが成長につながる。目標を作って、そこを目指さない限り、到達できないし、目標がない限り衰退すると思います。”と語っています。
目的がゴールなら目標とは中継地点であり、それに向かってどのような努力を重ねることが必要か考えて行動しましょう。今やらなければならない目標に向かって全力で取り組んでください。
長期休暇に入り、悩みを抱えることもあると思います。人間は誰でも悩み事があり、人間だから悩むのです。一人で悩まず、周りの人に相談してください。どんなに悩んで苦しんでも、自分で自分の命を絶ってはいけません。大切であり尊い「いのち」は、過去からつながり未来につなげる使命があります。去る7月8日、安倍晋三元首相の訃報がありました。ご本人はやり残したことがたくさんあり、無念だったと思います。安倍晋三氏のご冥福をお祈り申し上げます。
皆さん一人ひとりが夏休み中いろいろなことに興味や関心を持ち、目標をもって何かに取り組み、有意義に時間を使い、新型コロナウイルスに感染しないように注意して、全員元気で2学期の始業式に登校してくれることを楽しみにして、終業の言葉と致します。