救命の連鎖を繋げるために「市民救命士講習」~教員研修会~
■2022-05-25
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5月25日(水)、本校教職員を対象に、心肺停止した傷病者を救急車が到着するまでの間に応急手当てする方法を学ぶ「市民救命士講習」を実施しました。
少人数の班に分かれ、須磨消防署の救急救命士の方々から、いざという時の救命方法を指導していただきました。
事前に応急手当WEB講習を約1時間受講し、胸骨圧迫やAED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法の実技講習を2時間受講しました。
心肺蘇生法は、①倒れている人の周囲の安全を確認②軽く肩をたたいて反応を確認③周囲の人にも助けを求めて救急車とAED(自動体外式除細動器)を要請④胸骨を30回圧迫する作業を繰り返す――という一連の手順があり、人形を使っての実習でAEDの使い方も確認しました。また、気道に異物が詰まった場合の除去方法も学びました。
厚生労働省は新型コロナウイルス感染症の流行している間、救命措置で人工呼吸は避けるように市民向けの指針を示しており、指針についての説明もありました。
約2時間という長時間の講習でしたが、参加した教職員は最後まで真剣に取り組み、「救命技能を有することを認定します」ということで,「市民救命士講習修了証」が全員に手渡されました。
研修での内容を活かし、健康で安全な環境を整えた上で、様々な教育活動を展開して参りますので、本校教育推進にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。