計画を立て、有意義な春休みを ～３学期修業式・離任式～
■2022-03-18
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３月18日（金）、令和３年度３学期の修業式を行いました。１・２年生から各代表生徒への通知表授与・校長表彰の後、修業にあたって校長先生から話がありました。
校長先生の話
今、１・２年代表に修行を認定する通知表を渡しました。皆さんは、４月からそれぞれ学年が進み、２年生、３年生に進級し、新しく入学してくる１年生の先輩になります。先輩として新入生の模範になるという心構えを持ってください。
皆さんも先輩に続いて、目標に向かって全力で努力してください。２年生は春休みに修学旅行がありますが、進学希望者はその時間を除いて小論文講座に出席したり、新聞を読んで知識を深めたり、自学自習に取り組み、志望する大学等の合格に向かって努力してください。就職希望者は、就職講座に出席したり、基礎学力や一般常識を身につけるなどして、希望の会社等に合格できるために必要な取り組みをしてください。
新しい学年に進級するにあたって、この春休みに次のことを心がけてもらいたいと思います。
まず「春休み中の計画を立てる」ということです。計画を立てることによって無駄な時間が減り、充実した日々が送れます。次に、健康であることです。何をするにも体力が必要です。就寝時刻、起床時刻を一定にして規則正しい、リズムのよい生活を心がけ、適度な運動をしてください。この春休みという機会に、小説、随筆などを読んで、文学に慣れ、知識を豊富にし、自分の考えや意見を身につけ、小論文や作文が書ける力と面接に対応できる力を養ってください。そして勉強と遊びのけじめをつけ、３年間しかない高校生活の一日一日を大切に過ごすことが大切です。
一昨日（16日）午後11時36分、宮城県と福島県で震度６強の地震がありました。国の地震調査委員会の研究によると、30年以内に「南海トラフ」を震源とするマグニチュード８～９クラスの地震が発生する確率は、70～80％と予測されており、いつ発生してもおかしくない状況といえます。1995年１月17日に発生した 阪神淡路大震災における死者は6,434人、今年で11年目を迎える2011年３月11日に発生した東日本大震災での死者と行方不明者は、２万2,200人に上ります。地震が起きた時の備えとして、避難グッズを用意したり、家族と待ち合わせをする場所を決めておくことも大切です。
学年が変わるという節目の時に、京セラやKDDIの創業者である稲盛和夫さんが言っておられる「今日の成果は過去の結果であり、未来はこれからの努力で決まる」という言葉を送ります。この春休み中、自分の今やるべきことは何かを考え、今やるべきことに努力し、自分の未来を切り開いていってください。全員元気で、新学期に登校してくれることを楽しみにして修業の言葉といたします。
続いて離任式が行われ、今年度で退職される先生方が紹介されました。修業式の後に行った表彰伝達式・壮行会については別の記事に分けておりますので、そちらをご覧ください。
