震災追悼の日を迎えるにあたって ~避難訓練・任命式~
■2022-01-13
写真は、自動的にスライド表示されます
(ドラッグしてスライドも可)
13日(木)、地震による火災の発生を想定した避難訓練を1・2年生で実施しました。安全確保・避難経路の確認・迅速で正確な点呼を実施目的に、校内放送で避難訓練を実施し体育館に集合しました。校長先生から「約7分30秒で避難が完了しました。1・2年生にとって初めての避難訓練であったにもかかわらず、迅速に行動することができていたと思います。避難訓練に日ごろから取り組むことで、実際に災害が起こった場合に慌てないで行動することができるようにしてください」と話されました。
避難訓練後に第1学期学級委員任命式が行われ、学校長から任命にあたっての話がありました。
「学級委員に選ばれた人は自覚をもって、学級のリーダーとして積極的に活動してもらいたいと思います。人には生まれたときから役割があります。赤ちゃんには赤ちゃんの役割、みなさん高校生には高校生としての役割があります。また学級委員にも学級委員としての役割があり、学級委員でない人は学級委員を支えるという役割があります。急速に変化している現代社会においては、進歩に取り残されないために、常に知識やスキルをアップデートしていく必要があります。自分はどのような生き方をしたいのか、どのような存在なのか、一度しかない自分の人生を思い悩むことができるのは自分だけです。皆さんには自分の役割を果たしてもらいたいと思います。
グローバル社会の中で活躍するためには、自己肯定感と高く持ち、自分の役割を果たさなければなりません。自己肯定感を高めるためには次のようなことを意識してください。
・自分の在り方に肯定的で、物事を前向きにとらえる
・主体性を持って自分から積極的に行動する
・自分の強みと弱みを把握し、強みは日々の活動の中で生かし、弱みは自分らしさと受け入れる
・他人に対しても良い面を見つけて褒めたり、意思や意見を尊重し色々な人と意見交換を楽しみ、互いに認め合う
また、『謙遜』と『謙虚』は異なります。『謙虚』は、素敵だと思って褒められたときに否定しない事です。褒められたときに素直にそれを受け入れ喜ぶことが、自己肯定感を高めることに繋がります。
1年の始めに当たって、皆さんが自分を大切な存在であると自覚し、自分はやればできるという自己肯定感を持って、自分に与えられた役割を担いながら、自分の人生を自分の力で作り上げていくという前向きな気持ちを強く持ってもらいたいと思います。クラス仲間をお互いに大切にし、違いを認め、良さを尊重し、縁があって集まった者同士、一生の友として良い人間関係を作り、意味のある高校生活を送ってください。」