神戸星城高等学校 KOBE SEIJOH High School 一生モノの輝きを、十八才までに育む。

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校内ビジネスプランコンテスト ~経営者によるレクチャー⑤~

2021-11-10

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 11月10日(水)の6校時、1年生特進Sコースの生徒を対象に、一般社団法人関西ニュービジネス協議会の副会長で、八戸ノ里ドライビングスクールの代表取締役でもある谷岡樹氏に講師としてお越し頂き、全6回のうち第5回目となる「16歳からの起業塾」というテーマの授業が行われました。

 今回の授業では、前回のグループワークで考えたビジネスプランの発表を行いました。発表の前にまず2年生の先輩がビジネスプランコンテストに応募したプレゼンの動画を見た上で、講師から「ビジネスプランコンテストでは周りもみんな高校生で、ある程度考えが似通ってくるためプレゼン力で大きく差がつく。プレゼンの際に必要となる『人に物事を伝える力』は今後様々な場所で必要になってくるので、今回のような機会を通して発想力だけでなくプレゼン力も磨いていってほしい」と、これからプランの発表をする生徒に向けてプレゼン力の大切さを伝えました。

 各グループの社長を担当する生徒が、一人ずつ順番にビジネスプランを発表しました。
「ペットボトルを捨てずに返却するとポイントが還元されるサービス」
「好きなサイズ・柄をえらんでエコバッグがレンタルできるサービス」
「マイナンバーや顔認証を活用して高額転売を減らすためのサービス」
「どこでも使える、折り畳みができるシリコン製のイス」
「有用な人材やIT技術を活用して、スーパーにおける商品の販売を効率化するサービス」

 それぞれの発表の後には講師より講評があり、「流通のサイクルができていて、エコに繋がっているところが評価できる」「すでにあるインフラを活用することで、初期投資を抑えられている点が良い」「いろいろな試行錯誤をして、世間の『困った』を解決しようとする想いがあるところが嬉しい」などのお言葉をいただきました。最終的にはスーパーの商品販売を効率化するサービスを考えたグループが優勝となり、審査していただいた講師の方から「AIを使って売り上げの予測をすることで、売上の向上という販売側の利点だけでなく、効率化によって消費者が安く商品が買えるというメリットが生まれ、さらに食品ロスが減りSDGsにも貢献でき、みんなが幸せになれるところが素晴らしい」と評価していただきました。

 今回の校内ビジネスプランコンテストを実施するにあたって、生徒は日々の不満からビジネスのアイデアを生み出し、商品・サービスのデザインや収益を上げるための仕組みなどをグループで練り上げ、最後にそれをプレゼンとしてまとめて発表するという、実際にビジネスプランを仕上げる一連の流れに取り組みました。ぜひこの経験を活かし、来年の全国の中高生が参加するビジネスプランコンテストで入賞を目指して頑張ってもらいたいと思います。

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