入学式 ~目標を定め、夢に向かってチャレンジする~
■2021-04-07
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通学路の満開の桜の下を、真新しい制服に身をつつんだ新入生が登校してきました。教職員が拍手で迎える中、担任の先生の引率で新入生335名が体育館に入場し、入学式が始まりました。
最初に校長先生からの式辞がありました。
「新入生に保護者の皆さん、入学おめでとうございます。桜の花や春の花々が美しく咲いている本日ここに、新入生の皆さん335名を迎えて、各ご家庭1名までという制限の中ではありますが、保護者の皆様にご参列いただいて挙行できますことを誠にうれしく思います。
本日、ここに希望と期待に胸を膨らませて、本校に入学した新入生の皆さんの喜びもさることながら、私達教職員、在校生全員が皆さんの入学を心より歓迎しております。皆さんは数多い高等学校の中から、神戸星城高等学校を選び、見事、合格を勝ち取って本校に入学したのです。皆さんは本校入学を機に夢と希望をもって新たな出発をし、様々なことにチャレンジし、自分の持っている潜在能力を大きく伸ばしてください。
皆さんは、数多くの中学校から本校に入学してきたのですから、それぞれ違った校風の中で学校生活を送ってきたことと思います。しかし、本校の生徒になったからには、一日も早く本校の校風になじみ、本校生徒としての自覚と誇りをもって、勉強や部活動などに励んでください。今、ここに真新しい制服を着た皆さんは星のように輝いています。
神戸星城高校という校名は、生徒を「星」にたとえ、生徒一人一人の可能性のきらめきを示す“星”と生徒が個性と能力を伸ばしていく学び舎としての“城”を示しています。本校は昭和4年(1929年)「社会に役立つ実践的な人間を育てる」という建学の精神に基づいて創立されました。皆さんは、創立90年の歴史と伝統のある本校に縁があって入学したのです。今日からはプラス思考で様々なことに積極的に挑戦して、新しい未来を作り上げてもらいたいと思います。本校は近代的な施設・設備を備えた特色のある商業高等学校であり、歴史と伝統を受け継ぎながら、時代の変化に対応し、社会の要望に応え、皆さんを心豊かで様々な知識と技能を持った現代人に育てるために、時には厳しく、温かく、真剣に指導致します。
これからの時代は、AI(人工知能)の発達・進化により、今ある仕事がなくなり、多くの人がAIの苦手な仕事に就くことになります。商業高校である本校は、普通科目の学習に加えて、商業科目を学習する中で、商業に関する基礎的な知識・技能を習得し、商業が経済生活において果たしている役割など実社会の現状を学ぶことができ、未来社会で活躍できる発想力や想像力を培い、将来の仕事に必要な多くのことを学ぶことができます。
新入生の皆さん、今日は皆さんにとって最も意義深い節目の日です。竹は節があるから、強くしなやかに育ちます。人間も、人生の節目がしっかりしている人ほど、大きく成長するといわれています。新型コロナウイルスの蔓延防止等重点措置が適用されている中ではありますが、新入生の皆さんは、入学という大きな節目の日に目標を定め、夢と希望に向かって様々なことにチャレンジし、充実した高校生活を送ってくれることを願って入学式の式辞といたします。」
育友会会長によるご祝辞では、「これから3年間、部活動だったり、検定取得だったり、様々なことにチャレンジして自分の可能性をどんどん切り開いていってください。高校生活は3年間ありますが、その3年間はあっという間です。今日からの一日一日を大切に、3年後の理想の自分に向かって充実した日々を過ごしてください」と激励の言葉をいただきました。
最後に新入生の代表生徒が登壇し、「勉学、部活動に励み、一日一日悔いの無いよう大切に過ごしてまいります。そして、神戸星城高等学校で学ぶ仲間たちと共に、一歩一歩確実に成長できるよう、精進していくことを誓います」と、新たに始まる高校生活への想いを胸に、誓いの言葉を述べました。
本日は、各ご家庭1名までと制限をさせていただいての実施となりましたが、多くの保護者の方々にお越しいただき誠にありがとうございました。これからも本校教育にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
今後の予定ですが、明日4月8日(木)に全校生が集まる始業式、9日(金)は課題・実力考査、土日を挟んで12日(月)は校内オリエンテーション、13日(火)は健康診断、14日(水)は学級委員任命式・クラブ紹介があります。来週から本格的に高校生活が始まりますので、入学のしおり・生徒手帳「良志久」・本日の資料等の内容を頭に入れ、良いスタートがきれるようにしましょう。