神戸星城高等学校 KOBE SEIJOH High School 一生モノの輝きを、十八才までに育む。

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校内ビジネスプランコンテスト ~経営者によるレクチャー⑤(特進Sコース)~

2020-11-18

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 11月18日(水)特進Sコース1年生LHRで、一般社団法人関西ニュービジネス協議会の副会長で、八戸ノ里ドライビングスクールの代表取締役でもある谷岡樹氏に講師として引き続きお越しいただき、第5回目となる「16歳からの起業塾」というテーマの授業(全6回)が行われました。

 今回の授業では、前回のグループワークで考えたビジネスプランの発表を行いました。3名の経営者の方にお越しいただき、生徒が考えたプランに出資してもらうことを想定して、合計いくらの出資が得られるかをグループで競いました。

 発表の前に講師の方から「ユニクロは2002年に野菜の販売事業をしようとして失敗した過去があったが、それをプレゼンした社員は現在GU(ファーストリテイリングの完全子会社)の社長になっている。これは『失敗がよい経験になる』良い例で、今日発表を行うみなさんも失敗を恐れることなく挑んでほしい」と、これからプランの発表をする生徒に向けて失敗を経験することの大切さを伝えました。

 各グループの社長を担当する生徒が、一人ずつ順番にビジネスプランを発表しました。
「財布を忘れてお金がない人や認知症の方などをターゲットに、事前に登録をしておくことで少額のお金を引き出せるサービス」
「改札のように通り抜けることで、雨でぬれた服や傘などの水滴を落とす機械」
「毎日身に着ける指輪に鍵の機能を付けることで、家の鍵の施錠・開錠を行えるようにするアイテム」
「ギターを弾きたくても音が気になって弾けない人のために、防音の個室を提供するサービス」
「図書館などの施設の空き状況がリアルタイムで確認できるアプリケーション」

 それぞれの発表の後には審査員となっていただいた経営者の方々より講評があり、「着眼点が素晴らしい」「実際に自分も感じていた不満を解消するサービスであり、使ってみたいと感じた」などのお言葉をいただきました。最終的には指輪型のカギのプランを考えたグループが一番多くの出資を得て優勝となりました。

 最後に今日の内容について講師の方よりお話がありました。
「今までの授業で、起業というのは自分がお金持ちになるためや楽しいからやるものではなく、その先には多くの人を幸せにするという目的が必要になってくるということを伝えてきたが、今日の発表を聞いて、それをちゃんと理解した上で取り組むことができていると感じた。ただ単に儲けることを考えるのではなく、そういったことを超えて『役に立ちたい』という想いが強く出ていて、すべてのグループがよくできていた」

 今日発表したプランをさらに練ってより良いものにし、ビジネスプランコンテストで入賞を目指して頑張ってもらいたいと思います。

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