まずは「自分」をよく知ろう ~進路ガイダンス(1年生)~
■2020-09-02
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9月2日(水)の午後、(株)リクルートマーケティングパートナーズから講師の方をお招きし、1年生を対象に「進路ガイダンス」を講堂で行いました。「世の中にどのくらいの仕事があるか知っていますか」との問いかけでガイダンスはスタートしました。
「進路選択はいつから始めるか」「未来の夢の見つけ方」「企業が高卒採用に求めている力とは」「高校1年生の今、一番やっておきたいことは」など、ご自身の経験談を踏まえ、キャリア教育的アプローチで話を展開されました。
・進路選択とは「将来なりたい自分になるために進む道」であり、それはゴールではなく「通過点」です。
・未来の夢を見つけるためには、興味のあることや好きなことから、やりたいことを考えてみてください。「やりたいこと」は「知っていること」の中からしか見つかりません。今のうちから、自分の知っている事を広げましょう。
まずはこの4つにチャレンジしてみましょう。
(1)興味を持ったことは自分で調べる
(2)ボランティアやイベントスタッフに参加する
(3)普段話さない友達と話してみる
(4)周囲の大人に仕事の内容や、やりがいを聞いてみる
・自分の進路を考えるのは、1年生の「今」です。進学先や就職先について調べるのも大事ですが、自分が頑張れることは何か、興味があることは何かなど、まずは「自分についてよく知る」ということが大切です。将来のために今からできることを考えて行動しましょう。
・企業が高卒者の採用で重視しているのは、1位から「協調性」・「コミュニケーション能力」・「基本的生活態度」で、大卒者の採用で重視されているのが1位から「コミュニケーション能力」・「主体性」・「チャレンジ精神」という結果が出ています。
どちらにも出てきている「コミュニケーション能力」とは、喋る力ではなく、相手の表情や態度などで相手の伝えようとしていることを理解できる事=相手を察する力=聴く力です。
「協調性」とは単に仲良くするということではなく、相手と自分の役割を意識し、チームで目標達成まで力を発揮できる事です。
「基本的生活態度」とは、みだしなみや挨拶をきちんとするといったことです。普段の高校生活で意識して身につけていきましょう。
最後に、「小さい目標でも少しずつ挑戦し、より高い目標にもチャレンジしながら『失敗しても何がいけなかったか考え再挑戦し、達成させる』を繰り返せば、その過程で自分を大きく成長させることができます。今日からたくさんのことに積極的にチャレンジし、多くの経験をして進路の実現につなげてください」と締めくくられました。1年生は今日の講話の内容を振り返り、今後に活かせるように何か1つでも目標を立てて取り組んでもらいたいと思います。