起業家マインドとは ~経営者によるレクチャー①(特進Sコース)~
■2020-07-01
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7月1日の6校時、一般社団法人関西ニュービジネス協議会の副会長でもあり、八戸ノ里ドライビングスクールの代表取締役でもある谷岡樹氏に講師として来て頂き、特進Sコースの1年生を対象に授業を行いました。特進Sコースではアントレプレナーシップ(起業家精神)を育むため、本コースを新設した昨年度よりこのプログラムを実施しており、年間を通して全6回の授業を予定しています。
授業は「16歳からの起業塾」というテーマで始まり、「コロナウイルスの影響で、去年までの当たり前が今年は当たり前ではなくなっている」「今はニューノーマル時代、変化の時代であり、起業家にとって変化はチャンスである」といった話から、新1万円札の「顔」となり、過去に多種多様な会社の設立や経営に関わった渋沢栄一や、日清食品の創業者であり、チキンラーメンやカップヌードルの開発者として知られる安藤百福など、過去の偉人たちの話へ繋がりました。その話の中で講師からは、安藤百福はお金儲けのためでなく、「ラーメンを食べて笑顔になる人の姿を見て、食が足りてこそ世の中が平和になる」と思いラーメンを作ったということや、今の世の中には自分だけが幸せになって満足している起業家もいるが、長く続く会社は周りも幸せにしている、それが「起業家マインド」であり、起業家になるためには「何のために自分の会社が世の中に存在するのか」といった理念を持つことが大事であるということを、スライドやビデオを通してわかりやすく説明していただきました。
授業の最後には生徒に対して「君たちは高校を卒業後、なぜ進学・就職するのか」という問いかけがあり、講師はその答えを「自分が幸せになり、周りを幸せにするためだ」とし、「起業家にとって必要な志と、君たちが勉強する意味は同じである」ということを伝えました。そして、起業を将来の道の一つとして考えるために、今後の授業の中で実際に起業した場合にどうすれば長く続く会社にできるかといったことを、一緒に学んでいってほしいとの言葉で締めくくられました。