3年土曜小論文講座&2年特進S土曜活動スタート!
■2020-06-06
写真は、自動的にスライド表示されます
(ドラッグしてスライドも可)
大学進学を目指す3年生を対象に、休校中の遅れを取り戻すために毎週土曜日にも小論文講座が実施されています。今回は知識を身につけることが狙いで、日本経済史について約2時間の授業を行いました。分散登校のため、約半分の119名が各教室に分かれて、熱心に取り組んでいました。
大学入試で小論文が課されるのは、他の科目では測れない教養、独創性、分析総合力、論理力などが測れるからです。受験生はこれを国語の試験と同じとみて、読解力や文章力だけが試されると考えがちですが、出題する側はもっと広い観点から受験生の学力をみています。入試のためだけでなく、自分の将来のためにも、小論文学習を通じそれぞれの生徒が人間性を鍛え成長していってほしいと思います。
また、特進Sコースの2年生は課題研究の学習として、休校期間中に生徒自身が決めた題材でポスターを作成していましたので、それを教室で1人ずつ発表しました。これは欧米の学校で一般的に行われている「Show and Tell」と言われるもので、自分の好きなことや興味のあることについて話すことから、より自信を持って喋ることができ、質問にも答えやすくなります。実際に今日の発表でも、全員の生徒が聴いている全員に聞こえるように話すことができていたり、ほかの人が興味を持ってもらえるように様々な工夫をしていたりと、積極的に取り組んでいる様子が見られました。また、発表の後には質問の時間を作ることで、話す力だけでなく聴く力も高めました。今後ますます増えるプレゼンテーションを行う機会に向け、自信を育んだ1日になりました。
なお、特進Sコース1年の土曜活動は6月20日から始まる予定です。