神戸星城高等学校 KOBE SEIJOH High School 一生モノの輝きを、十八才までに育む。

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なりたい自分になるために ~3学期始業式・表彰伝達~

2020-01-07

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 1月7日(火)、体育館に全校生徒が集合し、令和元年度3学期始業式・表彰伝達式が行われました。校歌斉唱に続き、校長先生の「あけましておめでとうございます」との挨拶で始業式が始まりました。

 「あけましておめでとうございます。令和2年、2020年を迎えました。今年の干支は、動物で言うと“ねずみ”です。正確には、干支は10で一回りとする『十干』と12で一回りとする『十二支』を組み合わせてできています。今年は十干が『庚』で、十二支が『子』の組み合わせになりますので、今年の干支は二つ合わせて『庚子』ということになります。

 『庚』は植物の成長が止まって新たな形に変化しようとする状態を言い、『終わり』と『改める』ということを意味し、『子』は『始まり』と『増える』ということを意味します。従って、『庚子』が示す意味は、新たな芽吹きと繁栄の始まり、つまり新しいことを計画したり、新しいことを始めると上手くいくことを指し示しているといわれています。

 ねずみは、豊かな繁栄の象徴とされる縁起のいい動物です。米俵にねずみが乗っている置物がよく見られますが、それは五穀豊穣の神である大黒天の使いだからです。日本銀行が明治18年に初めて正式に発行した一円、十円。百円の紙幣は、いずれも米俵とともに3匹の白いネズミが描かれています。豊かさの象徴であるネズミ年にあやかって、新しいことにチャレンジすると上手くいく年になるのではないでしょうか。

 『1年の計は元旦にあり』という言葉があるように、自分の夢の実現に向かって、計画を立てて実行に移してください。昨年末『紅白歌合戦』で『花火』を歌ったシンガーソングライターのaikoさんは、“夢を持って生きているから、毎日頑張れるし、夢をかなえるために努力する日々は絶対楽しい”と言っています。また、パナソニックの創業者である松下幸之助さんは、“私は小さいころ貧しかったので、最初は腹一杯食べたいのが夢でした。丁稚奉公に行ってからは、貯金をして早く店を持ちたいと思いました。商売を始めても、大きな会社など望みませんでした。一段上の夢を着実にこなしていっただけです”と言っています。

 松下幸之助さんは、そのとき一番欲しいものを願って一生懸命やっていると、その夢が叶う。そして、次のステップに行けば、また新しい夢ができて、そのために一生懸命やる。最初から大きな夢を持て!という人もいますが、幸之助さんのように小さなことを積み重ねていくというやり方もあります。人間は、夢や目標があれば努力できるし、頑張れます。皆さんも『したい』『なりたい』という夢や目標を持ってください。夢を叶えるためには、自分のいいところや得意なことを伸ばすことを考え、積極的になりたい自分のイメージや理想像に少しずつでも近づけるように行動してください。

 夢はかなうといわれますが、夢をかなえられた人は皆努力しています。なりたいと強く思い、それに伴う努力をすることによって夢を現実にすることができます。前向きな『できる』というイメージを持つことによって、脳と臓器、神経などが連絡を取り合って活性化し、良い遺伝子の働きがオンになり、『努力』が良い結果を生み出すようになるということです。

 今年1年、皆さんが夢や目標を持ち、やりたいと思うことに前向きにチャレンジし、1日1日を大切にして充実した日々を送り、皆さんにとって今年がいい年になることを願って、3学期の始業の言葉といたします。」

また、表彰伝達と生徒指導部長からの話がありました。

表彰伝達

【文化部】
・コンピューター部
令和元年度 マロニエ賞 県知事賞 山根 理求

【運動部】
・女子ハンドボール部
第35回近畿私立高等学校女子ハンドボール大会
  団体 3位
  個人 ベストセブン賞 森 朱音

【その他】
~賢治のまちから~ 第19回全国高校生童話大賞
  団体 奨励賞

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