仲間ともに成長した1年生 ~宿泊オリエンテーション~
■2017-04-24
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1年生は4月19日(水)~21日(金)の2泊3日、神鍋高原での宿泊オリエンテーションが無事に終了しました。36回目となる宿泊オリエンテーションには3つの目標があります。
(1)基本的生活習慣の確立
(2)集団行動能力の育成
(3)協調精神の育成
この目標を達成するために、集団行動、礼法・声出、校歌、体操などの集団活動を行いました。活動長である学校長の講話を紹介しながら、1年生の頑張りをお伝えします。
・19日(水)1日目
1組から10組まで10台のバスで、約2時間半で神鍋高原(豊岡市日高町栗栖野)に到着しました。昼食後、クラスごとに色分けしたハチマキをしめ、神鍋ドームで入村・開講式が行われました。
昔から「何事もやる気だ」と言われますが、どうすれば人は「やる気」が出るのでしょうか。
・目標を持つ、心身ともに健康である。
・「なりたい自分」との将来の夢を持つ。
・よき友と出会い友情を培う。
この3つを備わっている人こそが真の人間らしさであり、これが本校教育の校訓である「良志久=らしく」です。そのためには「自ら考え行動する=自彊の精神」が必要で、この「良志久」と「自彊」が本校の校訓であります。それを身につけるため、宿泊オリエンテーションが実施されているのです。クラス仲間が同じ屋根の下で生活する三日間、心身ともに神戸星城高校生徒になってください。期待しています。
集団行動、礼法・声出、校歌、体操との練習です。夕食後、ホームルームで一日の反省と明日への目標を話し合ったり、中学校の恩師へはがきを書き終えました。検定試験のため、商業科目の小テストに取り組んでいるクラスもありました。校長先生が各宿舎を訪問し、生徒との親睦を深めました。
・20日(木)2日目
6時30分に起床し、朝食後「朝のつどい」が行われました。
おはようございます。どうですか神鍋高原の朝は、とても空気がおいしいでしょう。健康には睡眠に快食ですが、昨夜はどうでしたか。夜のホームルームで各宿舎を訪問しましたが、どこのクラスも明るく元気で、「何かやってくれそうな1年生」との印象です。苦しい事から逃げず、自ら耐え楽しんでやることが自分に勝つ事です。一人ではありません、そこには仲間がいます。各クラスに色分けされたハチマキは団結を表し、もう一度ハチマキを引き締めなおし頑張りましょう。本日の夕食後のホームルームで、各宿舎訪問することを楽しみにしています。
ハイキングでは、噴火口から高原で、自然に触れながら野外ホームルームが実施されました。午後からはクラス別ドッジボール大会が行なわれ、担任やクラスメイトの熱い声援と歓声が但馬ドーム内に響きました。
夕食後のホームルームでは、生徒必携や学校新聞を活用して神戸星城高校の歴史や伝統を学びました。食後のアイスクリームは格別のおいしさだったようです。盛りだくさんのメニューに、頑張りすぎたのでしょうかすぐに眠りについたようです。
・21日(金)3日目
最終日となり総合演習を前に、どのクラスもドームに集合するとクラスハチマキを締め直します。ハチマキの色は「クラス協力と団結」の象徴ともいえます。退村式閉講式で、校長先生学校長は感想を述べられました。
2泊3日間よく頑張りました。多くのことを学び成長し、「やったらできる自分」がわかったのではないでしょうか。入学して1か月も経過していないのに、クラスの団結に一人一人の頑張りに感激しました。自信を持って何事も挑戦してください。頑張った1年生に、「努力は裏切らない」そして「継続は力なり」の言葉を送りたいと思います。家に着いたとき、自然に挨拶できる1年生であってほしいものです。各宿舎の皆さん、おいしい高原の空気と素晴らしい環境でのおもてなしに感謝します。ありがとうございました。
満開の桜が散り始めた神鍋高原に別れを告げ、15時頃に地下鉄妙法寺駅前で解散しました。
日常生活では味わうことができない自然環境で、本校の校訓である「自彊(じきょう=自ら考え努力する)の精神」を育成し、心身ともに「神戸星城高校生らしく(=良志久)」なるための行事です。この三日間で学んだことを、今後の高校生活に生かしましょう。