第５回経営者によるレクチャー ～特進Sコースの特別授業～
■2019-11-20
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11月20日（水）の６時限目、一般社団法人関西ニュービジネス協議会の副会長で、八戸ノ里ドライビングスクールの代表取締役でもある谷岡樹氏に講師として引き続きお越しいただき、第５回目となる「16歳からの起業塾」というテーマの授業（全６回）が行われました。
今回は主に売り方を考える内容で、最近ビジネスモデルとして流行っている「無料＆課金スマホゲーム」や「クラウドファンディング」、「サブスクリプションサービス」などを中心に授業をしていただきました。
「㈱Makuakeが提供しているクラウドファンディングプラットフォームでは不特定多数の人からインターネットで出資を募ることで、『アイデアや計画はあるが資金がない』といった場合に近年よく利用されており、電動バイクで有名なglafit㈱は過去最高の約１億３千万円を集めた。」
「ゲーム市場では、今まで主流だった『ゲームを最初に購入してプレイする』のではなく『基本無料で配信し、課金してもらうことで収益を得る』売り方が変わってきている。課金で㈱GungHoは年商約92億、１日２～３億稼いでることになる。」
「最近発表されたゲームが遊び放題のApple Arcadeや、音楽聴き放題のSpotify、映画やドラマが見放題のNetflixなど、サービスやコンテンツを提供する新たな形として『サブスクリプション』が主流となっている」
最後は、売上高３兆円を目標とするニトリの似鳥社長と年収93億円総資産２兆円越えのソフトバンクの孫社長を紹介され、偉大な企業を創った創業者たちの言葉、そしてそこから学ぶ事を教えていただきました。
『計画を立てる。そして、公開する！』似鳥 昭雄氏
「似鳥社長は常に10年先の計画を立て、そこから逆算し今しなければならない事をやっている。高校生の定期テストでそれを実践すればとても良いトレーニングになるので、自分でテストの目標を決めて計画を立て、それを周りの人に公開し、逆算して今すべきことに取り組むということにチャレンジしてもらいたい」
『人に聞け！』孫正義氏
「孫社長は普通の高校生である15歳のときに、日本マクドナルド・日本トイザらス等を創業された藤田田氏に飛び込みで話を聞きにいき、そこで聞いたことをすぐに実行に移して成功に至った。その時、高校生だったから話をしてくれた。16歳のときに司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を愛読し、それがきっかけでコンピュータを勉強することになり、今やソフトバンクの社長となった。皆さんにも孫社長の人生を大きく変えた『竜馬がゆく』全８巻を是非読んでいただきたい」
「経営者によるレクチャー」最終回となる次回は、クラウドファンディングで電動バイク「glafitバイク」のプロジェクトを大きく成功させた、FINE TRADING JAPAN代表・glafit株式会社 代表取締役CEOの鳴海禎造氏にご講演いただく予定です。講演は12月11日(水)13:00～（約90分）、特進Ｓコースの生徒だけではなく、希望する他学年・他コースの生徒も参加できる形で行う予定です。
