神戸星城高等学校 KOBE SEIJOH High School 一生モノの輝きを、十八才までに育む。

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ニュース・部活動情報

始業式・対面式  ~節目の日に、新たな気持ちで挑戦する~

2017-04-11

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 昨夜の雨のせいでしょうか花冷えする10日(月)、全校生徒1133名が体育館に集合し平成29年度1学期始業式が行われました。

 教頭先生の「開会のことば」に校歌斉唱の後、校長先生の「新年度を迎え、節目の日である始業式に、こうして元気に登校してくれてうれしく思います。おはようございます」との言葉に、全校生徒の大きな挨拶の声が響きました。

3年生は最上級生として、本校を代表する顔(=存在)です。また人生の方向を決める大事な学年でもあります。
2年生は、学校の中核として、1年生をリードし積極的に学校生活を送る学年です。
1年生は、本校の校風を身につけ様々なことにチャレンジしていく意気込みを持つ学年です。そして2・3年生は、後輩に対して模範を示してほしいものです。

 本校には「自彊」という校訓があります。「自らすすんで様々なことに努力する」という意味で、偉大な人ほど皆努力し「努力なくして成功なし」といえます。努力は決して裏切りません。自分に力をつけるためにどうすればいいのでしょうか。

1・さまざまな知識を貪欲に吸収し、自分のものにする。

2・何事にも好奇心(=興味・感心)を持ち、積極的にチャレンジする。

3・目標に向かって一生懸命に努力する。

 始業式にあたって、三浦和良選手(現役プロサッカー選手)の言葉を紹介します。4月9日の新聞インタビューで、「なぜ、今も現役(今年の2月26日で50歳)を続けられるか」と質問されたのです。徹底した自己管理を行い、今なお現役でサッカー選手とし「キング・カズ」と呼ばれる三浦和良選手の考え方・言葉を伝えたいと思います。(提供FC)

 「18歳でプロになった時、自分が50歳まで現役でやるなんて考えていませんでした。こうして続けられたのは、いろんな人の支えがあったからです。毎年皆さんが盛り上げてくれ、周りの人に助けられここまで来たと思います。チームが自分を受け入れてくれたことに対して、チームメイトに感謝しています。」と周囲のサポートに感謝の言葉を述べています。そして「これまで本当にいいサッカー人生を送ってきました。でもそれは昨日までの話。今日もすぐ過去となる。明日をどんな一日にし、どう自分を高めるか。僕はそれだけを考えていたい。」さらにカズ選手は、このように言葉を続けています。

・苦しまなければ良いことは絶対に起こらない。1センチでも前に出る。

・厳しさの中で楽しさを表現する。戻りたい過去はありません。過去は過去ですから。

どうですか、常に挑戦し続ける男の言葉・考え方から、ヒントを学び実行してもらいたいと思い紹介しました。そして、自分のために次のことを実行しましょう。

・挨拶をこころがけましょう。

人間関係は「挨拶」です。挨拶は周りを明るく気持ちよくするとともに、人に好感が持てるだけでなく、挨拶を通じ正しい言葉遣いも学んでください。

・正しい言葉遣いをする。敬語・ていねい語が使える人になりましょう。

単語でなく「です」「ます」を語尾につけるように、習慣づけましょう。

・授業を大切にする

先生の説明をしっかりと聞き、授業に積極的に参加する。そして「発表する力・話す力」を身につけましょう。この「伝える力」が、今求められている「アクティブ・ラーニング」です。そして学校を休まず登校し検定資格を修得し、大学・入社試験に合格しましょう。

・否定語を使わない、自己肯定感を持つ

「できない」ではなく、「なんとかしょう、やればできる」と、マイナスをプラスに肯定し考えることが大切です。自分は大切な存在、かけがえのない人間であるとの、自己肯定感(=かけがえのない自分)をもつことが大切です。

・悩み事について

人間である以上、だれでも悩み事があります。一人で悩まず、誰かに相談する。人間は一人ではない、誰かが助けてくれる。人をいじめてはいけない、いじめられてよい人間はいません。パソコンや携帯電話を悪用し、ブログやプロフを使っての、悪口・中傷の書き込みをしない。何事も毅然とした態度で、心も身体もまずは姿勢を正しましょう。

今、話したことを心に留め、ただ何となく毎日を送るという消極的な生き方でなく、将来の「夢の実現」のために自分の志に向け、自分を磨き最大の努力をしてください。目標があれば頑張れます。今、努力することで将来の幸せをつかんでくれる事を願って、一学期の始業の言葉といたします。

 クラス発表及び2・3年生関係職員の紹介がありました。その後の対面式は、生徒会副会長の「新入生歓迎のことば」から始まりました。

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。新たな一歩を歩められたばかりで、不安でいっぱいでしょう。私もそうでした。神戸星城高校で、悔いのない高校生活を送ってください。本校はクラブ活動が盛んで、宿泊オリエンテーションに学園祭と、充実した学校行事があります。初めての高校生活で慣れないと思いますが、いつでも先生や私たち上級生に相談して下さい。

 新入生を代表して「決意のことば」が述べられました。

私たち一年生は、期待と不安で入学してきました。先輩方はやさしい笑顔で迎えてくださり、安心して校舎に入れました。ありがとうございました。一日もはやく神戸星城高校生としての自覚を持ち、夢や目標をかなえられるよう学業にクラブ活動だけでなく学校行事にと頑張ります。先輩方、ご指導よろしくお願いします。

 音楽部による歓迎演奏の「ルパン3世のテーマ」で、体育館は温かくなりました。こうして、平成29年度1学期始業式・対面式は終了しました。

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