神戸星城高等学校 KOBE SEIJOH High School 一生モノの輝きを、十八才までに育む。

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卒業生からのアドバイスを糧に ~進学合宿(3年生終了&1・2年生スタート)~

2019-07-21

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 3年生を対象に7月20日(土)から21日(日)の1泊2日で行った第21回進学合宿が本日終了しました。計93名の生徒が参加し、総勢24名の先生のサポート体制のもと実施しました。朝は7時に起床し、9時から22時まで主に小論文講座に取り組み、密度の濃い2日間を過ごしました。

 1日目の開会式では、副校長や進学指導担当の教諭から次のような言葉がありました。
「何とかなるではなく、自分で何とかすると思ってください」
「他人任せにせず、個人個人が真剣に取り組んでください」
「誰も見ていないと思っていても、自分の行動は誰かに見られている。それを意識して過ごすようにしてください」
「これからの9か月間、濃密な時間を過ごし、他校生と肩を並べているということを意識して過ごしてください」
「この夏休み、やる気のない自分と向き合わないといけないこともあると思います。この進学合宿ではMAXの本気を超えて、良い夏休みのスタートを切り、密度の濃い時間を過ごしてください」
開会式を終えた後は昼食をとり、午後から3年生は小論文講座を中心に「課題を解き、添削指導を受ける」を繰り返す形式で行いました。夕食後も22時まで学習に取り組みました。

 2日目の午後は進学合宿のメインプログラムである卒業生との懇談がありました。この日は3年生に加え、1・2年生の進学合宿2泊3日が始まる日で、関東~九州の国公立大学や私立大学に通っている大学生の卒業生が足を運んでくれ、高校生活や受験を通して実際に経験して学んだことから、後輩たち多くのアドバイスをしてくれました。そのアドバイスの一部を紹介いたします。
「家に帰って勉強するよりも、ライブラリーで勉強するほうが絶対に良い。その姿を先生に見てもらえば、教えてもらえる機会も増える」
「苦手なところこそ、後回しにせずに粘り強く取り組むことが大切」
「受験はしんどいけれど、つらい今を乗り越えれば、必ず楽しい大学生活が待っている」
「小論文において、添削を受けることで得られるものは大きいので、積極的に行くようにする」
「小論文ノート、新聞記事ノートをしっかり作る、新聞は絶対に毎日読んでおいたほうが良い」
「英語が苦手な私が英語小論文のある大学に合格できたのは、行き帰り毎日英単語を覚えたお陰」
「体調管理は大事。当たり前に思うかもしれないが、試験当日に体調を崩してしまうと今までの努力が無駄になってしまう。そのようなことがないように、一夜漬けなどの無理はせず、自分の体を大事にする」
「夜間主はデメリットなし。学生のモチベーションも昼間主より高く、コストパフォーマンスも高い。また友達ができにくいと思いがちだが、簡単に作れる」
「1人暮らしはすべき、親の有難みが分かる」
「経済学部に行くなら、数学はちゃんとやっておくべき」
「日商2級、ITパスポートは大学に行ってからとても役に立つ」
先生とはまた違った視点からの話で、生徒にとっても参考になったようでした。

卒業生の参加者13名
 富山大学 経済学部 1回生
 中央大学 経済学部 1回生
 長崎大学 経済学部(夜)1回生
 香川大学 経済学部 1回生
 金沢大学 人間社会学域 1回生
 和歌山大学 経済学部 1回生
 静岡芸術文化大学 文化政策学部 1回生
 静岡大学 人文社会科学部 1回生
 高知大学 人文社会科学部 1回生
 京都産業大学 法学部 1回生
 山口大学 経済学部 2回生
 愛媛大学 法文学部(夜)2回生
 京都産業大学 経営学部 4回生

 卒業生との懇談の終了後、閉会式が行われ、3年生の進学合宿は終了しました。進学合宿はこれで終わりますが、受験生の夏はまだまだこれからです。全国の他校生もこの夏を必死に頑張っていることを忘れず、そして、合宿で培ったこの経験を糧に幸せを勝ち取ってください。

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