神戸星城高等学校 KOBE SEIJOH High School 一生モノの輝きを、十八才までに育む。

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ニュース・部活動情報

有意義な冬休みを ~2学期終業式~

2018-12-21

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 12月21日(金)、全生徒が体育館に集合し校歌斉唱の後、学校長から「冬休みを迎えるにあたって」の講話がありました。

 今年も残すところわずかで大晦日です。この時期は忙しくなるので、普段以上にお手伝いをするなど、家庭内での自分の存在感を高めると共に、日頃の感謝の気持ちを込めて親孝行をしてください。社会生活を営む上で大切なことは「自分が家族や学校・社会で役に立っている存在である。頼りにされる存在である」という自己存在感、またその反対に「自分は多くの方にお世話になって生活している」という感謝の気持ちだと思います。冬休み中は家族そろって語り合う機会を皆さんから働きかけて、家庭の「絆」を強くすると共に、身近な人を大切にしてください。

 今年の冬休みは17日間あります。しかし、時間を上手に使わないと、何となく日が過ぎてしまいます。そこで「計画を立てる」ことが必要になります。冬休みは新聞を読んだり、テレビ・ラジオ・インターネットを活用して、時事問題について取り組んでください。普段からホットなニュースを知っていたり、時事問題に取り組むことで、入社試験や大学受験の小論文・作文や面接に役立ちます。

 これらからの時代は、自分をアピールできるものを蓄積しておくことが大切です。例えば、部活動での活躍や、学級委員としての実績、検定資格の取得などの活動を記録し、表現する力が大切になってきます。あらゆることに積極的に取り組み、どんな効果があったのかを記録し、自分をアピールできるものを作っておくことによって、大学に合格しやすくなり、希望する会社等に入社できるようになります。

 今年の漢字は、193,214票の応募の中から20,858表を集めた「災」が1位となりました。「災」という漢字は、北海道・大阪・島根での地震、西日本豪雨、大型台風の到来、記録的猛暑など、日本各地で起きた大規模な自然災害により、多くの人が被災したことによって選ばれました。全国の被災地でのボランティアにも注目が集まりましたが、来年、新元号になるに当たり、災害が減少することを願い、来年はいい年にしたいものです。

 人間は高等動物です。それが故に悩むことがあります。困ったことや、悩むこと、迷うことが生じれば、先生や人生の先輩に相談して解決してください。自分に似た人はいても、一人しかいない自分、一度しかない人生です。自分を大切にして有意義な人生を歩んでください。3学期には全員元気で登校することを願い、2学期の終業の言葉とします。良い年を迎えてください。

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