神戸星城高等学校 KOBE SEIJOH High School 一生モノの輝きを、十八才までに育む。

　7月19日、全生徒が体育館に集合し、平成30年度1学期終業式を行いました。校歌斉唱の後、校長先生の講話がありました。

１、有意義な夏休みを過ごすために
計画を立て、時間を有効的に使いましょう。「人間は基本的に好きなことをしたい」ものだと思います。まずは自分のしたいことを見つけて、それを行ってください。人間は好きなことや必要なことはがんばれます。しかし嫌いなことでも大切であり必要で、やらなければならないこともあります。進学・就職試験が目前に迫っている3年生が今やらなければならないのは進路対策です。１、２年生は、自分が好きなことややりたいこと、また大切であり、必要なことに取り組んでください。過去の成功した人は、自分にとって今大切であり、必要なことを頑張ったからうまくいったのです。

２、部活動について
部活動では「一人では味わえない喜び」があります。高校時代にしかできない思い出に残ることを仲間と励まし合って頑張ってください。スポーツでも、芸術でも、勉強でも、今までどうしてもうまくいかなかったことが突然うまくできるようになる、つまり、コツが分かる時があります。それがこの夏です。熱中症にかからないように水分・塩分と休養を十分にとって頑張り、力をつけてください。

３、SNSについて
LINE、Twitter、FacebookなどのSNSは便利な反面、危険が潜んでいます。自分の意志を伝えたいときでも、相手の顔の見えない携帯電話やメールなど楽をして伝えると、誤解を与え自分の本意を相手に伝えられないことがよくあります。トラブルが生じ、人間関係が大きくこじれることがあります。また、個人情報の特定を避けるためにSNS上に安易に画像を送信しないように気を付けてください。

４、悩み事について
人間は誰でも悩み事があり、人間だから悩むのです。一人で悩まず、周りの人に相談してください。どんなに悩んで苦しんでも、自分で自分の命を絶ってはいけません。大切であり尊い「いのち」は、過去からつながり未来につなげる使命があります。人は誰かに必要とされ、必要のない人間はいません。

５、最後に
皆さん一人一人がこの夏休み中、積極的に何かに取り組み、有意義な時間を使い、全員元気で２学期の始業式に登校してくることを楽しみにして、１学期の終業の言葉といたします。

※壮行会、表彰伝達式については、次のトピックスをご覧ください。

　終業式の後、1学期最後のHRがあり、通知表などを手渡しました。明日から夏休みに入りますが、３年生は進学・就職を真剣に取り組む大切な時期になります。１・２年生も夏期講習、進学合宿、寺子屋、海外教育研修、大学見学、オープンスクールの手伝いなど様々な活動があるので、積極的に将来の進路に向けて取り組んでください。また、部活動の生徒たちも、熱中症などに気をつけ、合宿や大会等で充実した日々を過ごしてください。