就職ガイダンス(2年生) ~コミュニケーション力とは聴く力~
■2018-03-10
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家庭学習日の7日、2年生就職希望生徒64名を対象に外部講師3名(学校法人大原学園)をお招きし、「就職ガイダンス」が実施されました。
まず高校新卒者の求人倍率の紹介から始まりました。そしてテキスト「高校生就職ガイダンス 就職力をつけるワークブック」を参考に、就職に必要な「コミュニケーション力を高める=第一印象とマナー・図形伝達ゲーム」から、「さまざまな仕事・働き方を知る=仕事ってなに、働くのってなぜ」、「就職活動を理解する=就職活動の流れを知る」、「自分を知り表現する=自己PRのネタ探し、シナリオ作り」とレッスンは続きました。総仕上げとして講師の先生が企業の面接官となり模擬面接を体験しました。
・企業は、高校新卒者に対して①コミュニケーション能力 ②協調性 ③積極性を求めています。コミュニケーション能力については、しゃべることよりもしっかりと聴けることが求められます。
・逆に企業が不採用とするのは、「やる気・意欲が感じられない人」です。何事も上手・下手にかかわらず、「やろうとする」ことが大事です。
・第一印象は笑顔とマナーです。マナーとは相手を気遣う「気持ち」を「目に見える形」に表す行為です。心(気持ち)を伝えるために、形(見た目=身だしなみ・姿勢)を整えることが大切です。姿勢は「はい」との反応・かかとをつける・背筋を伸ばし、指先も集中して伸ばす・顎をひいて笑顔です。
充実したプログラムと、熱心な講師の先生方のご指導のおかげで、受講した生徒は3年進級後の9月からの就職試験に対しての前向きさと自然な笑顔が身についたようです。貴重な体験の場をいただけたことにお礼申し上げます。
通学路から見える須磨アルプスの山肌を、カエデの群生が紅色に染めています。冬の寒さに耐えた冬芽が膨らみ始め、枝先が赤みがかって来たことによるもので、この時季の風物詩になっています。これからも寒暖や雨を繰り返しながら、春本番を迎えるのです。受講生の希望も大きく膨らみ、日々成長してくれるものと期待しています。