大切なのは「あきらめねぇ、ど根性」 ～卒業生による進路体験発表会～
■2018-03-10
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3月8日（木）、1・2年生を対象に「卒業生による進路体験発表会」が行われました。学校長のこのような挨拶から体験発表会は始まりました。
「1年生は、本校で学んだ商業科目を中心に基礎力を身につけることです。2年生は具体的進路を決定しなければなりません。進学にせよ就職にせよ、人は働かなければなりません。自分は何に向いているのか。何がしたいのか。どんなところで人の役にたちたいのか。本日の先輩方の発表を参考に、この日をよい機会にしてほしいものです。」
2月に卒業したばかりの10名の卒業生（就職5名・進学5名）が忙しい中「よし、後輩たちのためなら・・・」と、進路に向けて取り組むべき事・合格するための勉強方法など、自らの失敗談を交えながらプレゼンテーションをしてくれました。卒業生のユーモアを交えてのプレゼンテーションに、講堂内は和みながらも、夢実現に向けての受験プランの設定・自学自習・先生に相談・三者面談・受験・挫折そして再挑戦との過程は、説得力にあふれ力強く頼もしくもありました。卒業生からのアドバイスの一部を紹介し、お礼の言葉とします。
～就 職～
・2年生からの就職講座で基礎力に参加する。職員室入室の時も、声・服装・身だしなみを意識する。
・自分の性格・考え方など「自分を知る」ことが大切です。自分を知ることで「自分を変えてみたい」との向上心があれば成長できます。結果が悪くとも、納得と自信ができます。進路相談室に足を運び、企業の説明会や会社見学に積極的に参加してください。
・就職講座で基礎学力を身につけました。挨拶に言葉遣いと、多くの先生方に面接指導をお願いする。
・夏休みも登校し就職試験の過去問や、先輩の「受験報告書」を熟読し事業所訪問に参加しました。
・1次（学科試験・適性検査・面接）に2次（運動能力試験・健康診断・面接）試験がありました。内定できたのも、友人に家族の励ましと先生方の指導のおかげです。
～進 学～
・机に向かう習慣を身につけ、何があっても焦らない、最後は「あきらめねェ、ど根性です」
・運動部活動と勉強の両立はしんどかったですが「イケル、イケル」と言い聞かせました。クラブ引退後は一日13時間を目標に勉強しました。小論文講座・進学合宿に参加することで学部選択に役立ちました。
・小論講座で新聞解説を学び、進学合宿でグループディスカッションの難しさを知り、ニュース番組の司会者やコメンテーターの発言を参考にしました。
・「受験はチーム戦」です。頑張っている仲間、応援してくれる家族に先生がいます。一人ではないのです。
・オリジナルの「受験プラン」を作ってください。大学のホームページを参考に入試日・入試方法（面接・小論文・調査書・商業科推薦・ＡＯ・公募等）を調べ、オープンキャンパスに積極的に参加しましょう。
・商業高校からの大学進学だから、受験学部は経済、経営、商学部だけとは限りません。
発表してくれた卒業生から「神戸星城高校は、前向きになれば真剣にサポートしてくれる先生ばかりです。恵まれた学習環境に感謝しています」との言葉が何度もでてきました。在校生にとっては、有意義な時間となりました。
最後に進路部長から「本日発表された卒業生の皆さん、後輩たちのためにありがとうございました。皆さんは失敗もあったでしょうが、自分を信じて逃げなかったのです。自分を変え夢を実現するための「土台づくり」をされました。「土台づくり」とは、成績向上・検定資格の習得・欠席・役員・ボランティア参加です。「土台づくり」をすることで、将来の選択肢は拡がるのです。
※本日、発表してくれた卒業生の進路進学先です。
日立オートモティブシステムズ阪神（株） 生産職
生活協同組合 コープこうべ（株） 販売職
（株）神戸ポートピアホテル 営業職
西記念ポートアイランドリハビリテーション病院 看護助手
（株）日本旅行 西日本営業本部 営業・一般事務職
和歌山大学 経済学部
高知県立大学 文化学部
群馬大学 社会情報学部
頌栄短期大学 保育科
広島大学 経済学部
