なりたい自分になるために ~3学期始業式・表彰伝達~
■2018-01-09
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1月9日(火)、体育館に全生徒が集合し、平成29年度3学期始業式・表彰伝達式が行われました。校歌斉唱に続き、校長先生の「3学期の始まりに、元気に登校してくれ嬉しく思います。あけましておめでとうございます。」との挨拶で始業式が始まりました。
あけましておめでとうございます。平成30年、2018年を迎えました。今年の干支は戌年です。犬には勤勉で努力と言う意味があります。真面目に努力すれば素晴らしい結果を生み出す年と言われています。干支は十干と十二支を組み合わせて60周期としてできており、今年の干支は60年に一回廻ってくる戊戌(つちのえいぬ)です。
今年は今までの培ったものの中から、新たに芽生えた新たなものがぐっと成長する年です。過去の失敗にもクヨクヨせず、また成功にとらわれず、前向きに勇気を持って新しい目標に向かって努力を重ねることによって新たなチャンスが得られる年です。
「1年の計は元旦にあり」という言葉があります。この言葉の意味は、「1年の計画は年の初めに立てるべきであり、物事を始めるにあたっては最初にきちんとした計画を立てることが大事だということ。」です。皆さんも、1年の初めに目標を立て、その目標に向かって努力をし、良い結果を生み出してください。目標を決めるにあたっては、次の3つのことを考えると「1年の計」が立てられるのではないでしょうか。
1、自分が情熱を燃やしていること、あるいは情熱を持てることは何か?
2、「自分はこれを行うために生まれてきた」と思うことは何か?
3、自分は何をして生計を立てたいか、あるいは何をして生計を立てられると思うか?
そして新しいことをするとき、「できない理由」を考えるのではなく、「どうやったらできるか」を考えることが大事です。
人間は、目標があれば努力できるし、頑張れます。皆さんも、「したい、なりたい自分」という目標や夢を持ってなりたい自分になるためには、悪い思い込みや決めつけは捨てて、意識を変え自分のいいところ得意なことを伸ばすなど、考えをポジティブにもって、なりたい自分のイメージに少しずつでも近づけるように行動してください。それには、スポーツ選手などが行っているように、なりたい自分のイメージを脳内で強く持ち、頭の中でなりたい自分を描いて、イメージトレーニングすることによって、現実の行動に移しやすくなります。
夢はかなうといわれますが、夢をかなえられた人は皆努力しています。なりたいと強く思い、それに伴う努力をすることによって夢を現実にすることができます。また最近の研究では、脳と臓器、神経などが情報を交換しながら人間の体をコントロールしているということが分かっています。うまくコントロールされていると健康ということになり、脳と臓器、神経が連絡を取り合うことによって、やりたいことができます。前向きな「できる」というイメージを持つことによって、人間の体の臓器と神経と脳が活性化し、良い遺伝子の働きがオンになり、限りない可能性を引き出すことができます。要するに「努力」が良い結果を生み出します。
今年1年、皆さんがやりたいと思うことにチャレンジし、1日1日を大切に充実した日々を送り、皆さんにとって今年が良い年になることを願って、3学期の始業の言葉といたします。
始業式・表彰伝達の後、1年生は課題考査、2・3年生はHRがあり、担任の先生やクラスの仲間と冬休みどう過ごしたか、3学期の過ごし方などの話がありました。2・3年生は明日から課題考査です。冬休みの宿題の提出日にもなっていますので、良いスタートがきれるよう頑張ってください。
表彰伝達
【文化部】
・コンピュータ部
第3回現代ビジネスプラン・コンペ(本選会) 優秀賞(第2位)
【運動部】
・女子バレーボール部
平成29年度神戸市高等学校新人大会
団体 第3位 優秀選手賞 戎 綾音