神戸星城高等学校 KOBE SEIJOH High School 一生モノの輝きを、十八才までに育む。

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ニュース・部活動情報

有意義な冬休みを ~2学期終業式~

2017-12-22

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 12月22日(金)、全生徒が体育館に集合し校歌斉唱の後、学校長から「冬休みを迎えるにあたって」の講話がありました。

 今年も残すところわずかで大晦日です。この時期には、普段以上にお手伝いをして、家庭内での自分の存在感を高めるとともに、日頃の感謝の気持ちを込めて親孝行をしてください。社会生活を営む上で、大切なことは「自分が社会で役に立つ存在である。頼りにされる存在である」ということです。家庭で学校で社会で「頼りにされる存在」という自己存在感です。もう一つは「自分は多くの方にお世話になって生活している」との感謝の気持ちだと思います。家族そろって語り合う機会を皆さんから働きかけて、家庭の「絆」を強くすることと、自分の身近な人を大切にしてください。

 今年の冬休みは17日間あります。時間を上手に使わないと、何となく時間が過ぎてしまいます。そこで「計画を立てる」ことが必要になります。冬休みは、テレビ・ラジオ・インターネットで、時事問題について取り組んでみましょう。普段からホットなニュースを検索し、時事問題に取り組むことで、入社試験や大学受験の小論文や作文に役立つのです。今月12日に平成二十九年の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」が、京都の清水寺で森清範貫主により和紙に大筆で「北」と書かれました。九州北部豪雨・北朝鮮のミサイル発射・プロ野球北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手の大リーグ挑戦・競馬のキタサンブラックがその理由ですが、来年はどんな年になるのでしょうか。神戸市長は「今年の漢字」として「港」で、理由は神戸開港150年・神戸空港の充実をあげています。

 進路については進学(国公立大 50名・公立短大 2名・私立大学 193名・私立短大 11名・専門学校 66名)・就職(内定率 96,4%)ともに、日々の努力で素晴らしい結果を達成してくれました。よく頑張りました。

 本日は冬至(=北半球は一年中で最も昼が短く、夜が長い日)で、冬至の日はカボチャを食べ柚子湯に入るという日本の習わしがあります。冬至のことを「一陽来復」とも言い、この日を境に徐々に日が長くなることから「悪いことが去り、良いことが巡ってくる」との意味です。つまり衰えていた太陽の力が、再び勢いを増してくるというわけです。良くない事が続いている人も、冬至の本日から「さあ、これから良い事がどんどんやってくるぞ」と気持ちを切り替える、そういうきっかけを与えてくれる日でもあります。

 人間は高等動物です。それが故に悩むことがあります。困った事や、悩むことや迷うことが生じれば、先生や人生の先輩に相談して解決してください。自分に似た人はいても、人は一人しかいないないし一度しかない人生です。自分を大切にして有意義な人生を歩んでください。3学期には全員元気で登校することを願い、2学期の終業の言葉とします。良い年を迎えてください。

 最後に生徒指導部長から匿名の悩み通報アプリ「Kids’ Sign(キッズサイン)」についての話がありました。2015年の政府の発表では、高校生の約86%がスマートフォンを所持しており、それを使用したSNSやコミュニケーションアプリでのトラブルが多発しています。それを受けて本校ではネットパトロールの専門業者が提供するアプリ「Kids’ Sign(キッズサイン)」を導入し、なかなか実名では通報できなかった深刻な悩み等の通報を、匿名で軽易に実施できる環境を整備しました。保護者各位におかれましては、本アプリ導入についてご理解いただきますことをお願い申し上げます。

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