サマーキャンプ 大阪の歴史に学ぶ 金融教育プログラム
■2025-08-06
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8/4(月)、夏休み中の希望者参加型プログラムとして、大同生命保険株式会社 様と株式会社大阪取引所 様のご協力のもと『大阪の歴史に学ぶ 金融教育プログラム』を実施しました。
最初に大同生命保険株式会社 様を訪問しました。 動画視聴や展示観覧をしながら大同生命の基礎を築いた豪商「加島屋」、大同生命の創業者の一人である広岡浅子などについて学びました。広岡浅子は連続テレビ小説「あさが来た」(NHK)のヒロインモデルとなった人物でもあり、展示室には加島屋や大同生命に関わりの深い人物についての紹介や当時の生活の様子が垣間見れるようなジオラマなども展示されていました。生徒たちは社員の方の説明を聞いたり、写真を撮ったりしながら加島屋から続く400年の企業の歴史、商都・大坂の金融と経済、女性実業家の実像に迫ることができました。
続いて徒歩で移動し、株式会社大阪取引所 様を訪問しました。株式のしくみや株価が変動する様々な要因、それに伴う会社への影響について分かりやすく解説していただきました。基礎知識をつけたところで、シミュレーションを用いて株式投資体験を行いました。1,000万円の所持金、2年間の投資期間、3銘柄を売買するという条件で2~3人組で投資体験を行いました。投資期間中には、計8回の経済ニュースが流れ、どの会社の株価にどんな影響がもたらされるかを予想しながらチームで話し合い、株を売買しました。どのチームも終始楽しそうに取り組み、最終的に資産総額が5,000万円を超えたチームもありました。生きた経済に触れる擬似体験を通し、とても貴重で有意義な投資体験をさせていただきました。そして株式投資体験後にはギャラリー見学を行い、日本の証券市場の歴史や多くの資料などを観覧しました。
半日のプログラムでしたが、2か所の見学や体験を通して、金融商品を取り巻く歴史や変遷について非常に多くのことを学びました。この学びをきっかけに、経済ニュースや世界の金融市場にもより一層興味を広げて、さらに学び続けてほしいです。
貴重な体験をさせていただいた、大同生命保険株式会社 様、株式会社大阪取引所 様、誠にありがとうございました。