フードデザイン ~みらい総合コース~
■2025-05-16
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令和6年度より新設されたみらい総合コースでは、家庭科の授業の一環として"フードデザイン"という分野の学習に取り組んでいます。
フードデザインの授業では、食に関する社会問題や課題について学んだうえで、その内容にまつわる食べ物を考案し、調理実習をすることで、問題を身近なものとして捉え、普段の食生活の見直しや何気なく食べているものへの問題意識を持つことを目的としています。
今回の授業では、食を取り巻く現状として、日本の食問題を取り上げる中で、若者の朝食欠食、食生活の変化や食の外部化、食料自給率の低下、様々な「こ」食や食品ロスなどについて勉強をした後、フードロスを減らす「サルベージピザ」を作りました。
サルベージピザとは、いわゆる冷蔵庫にあった消費期限が切れそうな物や夜ご飯で余った食材などを具材として生地にのせ、もう一度別の料理としておいしく食べることで、捨てられる寸前の食品を救助・回収し、有効に活用することで食品ロスを防ぐといった目的があります。
各班、家から調達した余りものを使い、様々なオリジナルピザをつくっていました。数個だけ余っていたプチトマト、お弁当に入りきらなかったミートボール、半分残っていたツナ缶などを使い、味付けを工夫しながらおいしく食べることができました。今回はピザ生地から作りましたが、シンプルなレシピなのでメモして覚えることで、また今後冷蔵庫をあけた際にある余りものを上手に活用して家でも作ってみましょう。