北海道修学旅行(2年生)~4日目~
■2017-10-19
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今日の行程は、札幌市内→班別で自主研修→班別で小樽自主研修→小樽駐車場に集合→定山渓ビューホテルに宿泊します。
本日は、生徒たちが旅行内で最も楽しみにしていた札幌・小樽の自由散策でした。
札幌では、テレビ塔や時計台、道庁などを見学したり、ラーメン共和国で行列のできる本場のみそラーメンを堪能した生徒もいました。JRの切符を配付され、小樽に移動して運河付近の観光や北一硝子館などでお小遣いを全額使い切ってしまう勢いで、楽しそうに買い物をしていました。小樽運河での記念撮影を終えて、定山渓ビューホテルに移動しました。ホテルでは、冬季オリンピックのスピードスケート競技で金・銀・銅メダルの全てを獲得した清水宏保氏の講演を拝聴することができました。その後、美味しい食事と温泉で旅の疲れを癒してから就寝しました。
清水宏保氏講演要約
私は、一つのことに一生懸命取り組んで、ブレなければ必ず成果は出るとの思いを持っています。
小さなこだわりから成果が生まれるのです。人生は順風満帆にいくものではありません。予定調和ではないのです。そこで、予期せぬ出来事に対して準備していることが大切になってきます。私は、日の丸のプレッシャーで、夏場に動悸がして目が覚めるといった経験をしてきました。そのプレッシャーを乗り越えるためには、練習しかないと考えてハードなメニューに取り組みました。そんな私もスポーツでは、全く期待されていない選手でした。その理由は、身長が低いと世界で通用しないと言われていましたし、今でも喘息もちで女性より肺活量が小さいという大きなハンディキャップがありました。私には、このハンディキャップを覆して周囲を驚かせてみたいという情熱を常に持っていました。
こうした清水選手自身の取り組みから、成功するための志向習慣について、以下のような具体的なアドバイスがありました。
・目標設定クセづいていることが大事です。関連性あることで、新しいステージをつくりましょう。
・改善し続ける努力をする。PDCAサイクルの実践と工夫を繰り返しましょう。
・常に危機感を持つことです。危機感は準備力です。プレッシャーはサプリメントと考えましょう。
・勝負師の思考では、プレッシャーを嫌がりません。また、時には厳しい道を選ぶチャレンジをしましょう。
講演の最後には、
・我以外皆我師
・意識の新陳代謝を続ける
・すべてにおき、工夫・改善
・人の人生に感動を与えあい、自分自身にも感動の連鎖を
・変化に適応順応
「感謝を忘れないこと」を繰り返してまとめとされました。
これから生きていく上で本当に大切な心掛けを教えていただいた気がします。
清水宏保先生、本当にありがとうございました。
藤田昌晃昌7組担任のメッセージ
朝の気温がマイナス1度だった富良野を出発し、札幌に到着しました。天候にも恵まれ、さわやかな空気の中、待ちに待った札幌・小樽の自主研修です。
札幌駅前でバスを降車していく生徒たちの後ろ姿は、心わくわく楽しみ一杯に見えました。途中、1881年から今日まで美しい音色で時を告げてきた「さっぽろ時計台」をカメラに収め、「赤れんが」の愛称で親しまれているアメリカ風ネオ・バロック様式の北海道庁を見学。中には、ラーメン共和国・雪印パーラーでひと休みし、小樽に向かう生徒もいました。小樽では、オルゴール館・ガラス館などを見学し、夕暮れの美しい小樽運河で最高の思い出になるであろうクラス写真を撮り、最後の宿泊先・定山渓温泉に到着しました。手には持ちきれないばかりのお土産物がしっかり握られていました。
明日は、いよいよ神戸に帰ります。台風21号の進路が少し心配ですが、思い出一杯詰め込んで生徒たちは帰りますので待っていてやってください。全員元気に4日目の行程を無事終了しました。保護者の皆様ご安心ください。
野路良子8組担任のメッセージ
4日目の朝は、生徒たちの気持ちを表すかのような清々しい天気で始まりました。
今日のメインイベントは札幌・小樽の自由行動、班別に考えた思い思いの場所を巡る生徒たちの姿は輝いていました。
すれ違う度に「ラーメン食べたよ」、「家族にお土産買ったよ」、「卒業したら絶対に旅行でもう一回来るよ」など、嬉しそうに話してくれる顔は私たち教師の疲れを癒してくれました。
多くのお土産とひと周り成長した姿を家族の方々に持って帰って欲しいと思います。
竹内幸一9組担任のメッセージ
旅行は4日目となり、小樽のクラス写真時には、すでに仲良くなっているバスガイドさんの制服を着させてもらい、嬉しそうに記念撮影する姿も見受けられました。
生徒たちは大きなケガや病気もなく仲間との時間を有意義に過ごせています。お土産を誰にいつ渡すか、荷物を整理しながらワクワクしているようでした。