神戸星城高等学校 KOBE SEIJOH High School 一生モノの輝きを、十八才までに育む。

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「やるか、やらんか。」~1年生 経営者講演会~

2023-10-06

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 10月4日(水)、5・6限目に1年生を対象に経営者講演会を実施しました。

 近畿大学農学部を卒業後、同大学大学院実学社会起業イノベーション学位プログラムで学び、起業家でもある西奈槻氏に本校にお越しいただき、大学時代や起業に至った経緯、コロナ禍で社会的不自由を強いられたときに、学生である自分がどのようなことを考えていたかなどについてお話をしていただきました。

 西さんは、現役大学院生でありながらも、株式会社やるかやらんか(奈良県奈良市)の代表取締役社長として、“麻婆豆腐ラーメン専門店・すするか、すすらんか。”を経営しており、10月4日で開店3周年になります。

 

 自身の口癖でもあった「やるか、やらんか。」を軸に、起業する過程で様々な努力や苦労を乗り越え、「日本の若者に選択肢を示したい」という思いのもと、話をしていただきました。

 

 “大学2年時に多くの学校が休校・リモート授業となったコロナ禍。急に手にした時間を持て余したためことをきっかけに、ノリでラーメン屋を開店することに。やる気と行動力でオープンして、テレビ局に何度も企画書を持っていくなど苦労の末にメディアに取り上げられてもお客さんの数はなかなか増えなかったこともありました。どれだけ時間をかけて準備しても、結局のところはやってみないとわからないです。それで、毎回口癖のように言うのが「結局やるか、やらんかやで。」でした。”

 

 “日本の若者にとって、選択肢を増やす場をつくりたいです。「学校ぐらい出とかな」「行かなあかんから」。そうした後ろ向きな理由から大学や専門学校へ進む学生たちも少なくない中、若者が社会への手がかりをつかめる手段があちこちに転がり落ちているような、もっと色々なかたちでアウトプットできる場が求められていると思います。これからの日本をつくっていくのは僕ら若者で、今は「しないといけない」という感情で就職を焦る人が多いかもしれませんが、本当はもっと世の中は自由で、若者自らがどんどん新しい道や価値観をつくっていけます。もっと自由に選択をして、もっと自由に生きようとする人が増えたら、もっと楽しい日本になるかなと思います。”

 

 1年生にとって、同世代の現役大学院生であり、社長でもある西さんのお話を、直接聞くことができたのは非常に良い経験になったと思います。質問を交えながら、自身の経験談をお話いただいた西奈槻さん本当にありがとうございました。

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