神戸星城高等学校 KOBE SEIJOH High School 一生モノの輝きを、十八才までに育む。

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ニュース・部活動情報

衣食住のアタリマエを”体感“で見つめ直す~タネノチカラ~

2023-08-17

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SDGs探求学習 タネノチカラ 星城サマープログラム 2023

 

 8月8日(火)、星城サマーキャンプ2023の一環として、今年も「タネノチカラ Seedbed Project」(SDGs 探究プログラム・淡路島)に行きました。今回のテーマは、「衣食住のアタリマエを”体感“で見つめ直す」こと。

 何気ない日常生活の中でのあたりまえを問い直すことの大切さ。地球温暖化、スマート農業、命の始まり、雑草と野菜、食糧危機、土の真価。日々極々あたりまえに接しているもの、見聞きしているもの、その全てを一度立ち返って、このプログラムを通して今一度問い直し、自分で考え直してほしいという、お話から始まりました。

 淡路島という大自然の中で、農作業体験や火起こし体験、現場の方々のお話を聞く中で、今自身ができることは一体何だろう、生徒・職員一人ひとりにとってとても有意義な時間になりました。



 ◆プログラム詳細

 ①セミナー(60分)

 ・持続可能な社会とは?タネノチカラの活動・ビジョンを通してSDGsについて学ぶ
 ・目指している社会は何か
 ・これからの社会を生き抜くには

 ②フィールド探検(60分)
 アースバックハウス見学や自然栽培の畑などSeedbedフィールド全体を探検しながら学ぶ


 ③体験ワーク(60分)

 “つくる”から学ぶ「共創ワーク」。土づくりを通して、SDGsの根底にある「循環」「共創」を体感する。今年は農業をする前段階の非常に大変であるが、重要な開墾作業のひとつでもある「マルチはがし」など農業をベースにした体験をしました。

 

 ~あわじ花さじきにて昼食~ 

 

 ④フィールド探検・体験ワーク(60分) 

 昼食後はもう一方の体験型施設に足を運び、人間が生きる上で必要不可欠な水と鶏について、お話を聞きました。その後、火起こし体験をしました。まずは小さな綿花や麻紐を燃やすことから始め、最後には各チームごとに火起こし対決をしました。お湯を沸かすにはどうしたらよいか、ノーヒントの状態で各々がフィールド内の枝や木々を自由に組み合わせ方を考えながら、炎がいかにして燃え続けることができるのか試行錯誤したいました。終始チームのメンバーと和気藹々とした雰囲気で知恵を絞りながら、楽しんで活動していました。


 ⑤振り返り(30分)
 研修内容を振り返り、今後の生活にどのように生かしていけるのかを考えるためにも、環境問題、食糧問題、エネルギー問題などにスポットをあてセミナーはスタートしました。一人ひとりが全員今回の探求学習で感じたことを自ら言葉にし、様々な意見を共有することができました。今この地球上で起こっている問題として認識はしているもののあまり危機感はなく、行動に移せていないことがたくさんあることに気づかされ、体験学習では普段経験できないことも多く、生徒たちは不慣れながらも、積極的に活動していました。

 

 蒸し暑い中での活動にはなりましたが、海辺の風の気持ちよさを感じたり、日光を浴びたりと、大自然を感じながらも生徒たちは積極的に活動し、活発に意見を交わす姿がすごく印象的でした。農業という人間の営みを通して、持続可能な社会の実現に向けた学びができ、誰一人取り残さない、誰ひとり取り残されないというSDGsの理念を身を持って体感する一日となりました。 

 

 今日のこの経験をひとりでも多くの人に共有し、自身の生活、そして社会に活かしていけるよう、これからも積極的に活動していきましょう。

 

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