避難訓練・学級委員任命式・表彰伝達
■2023-04-15
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４月14日（金）、避難訓練・学級委員任命式を行いました。第一学期学級委員が任命され、校長先生から講和がありました。
“まず、本日の避難訓練の経過時間について、移動完了：７分24秒（昨年度１月:５分32秒）点呼完了：８分37秒（昨年度１月:７分37秒）でした。やはり全学年1000人以上が避難するには、冷静な状況でこれぐらい時間がかかるものだと頭に入れておいてください。実際に災害が起きたときは、さらに時間がかかってしまうので、この時間を目標に動けるようにしてください。また避難訓練の合言葉に、「お・は・し・も」という言葉があります。
お・・・押さない は・・・走らない し・・・しゃべらない も・・・戻らない
特に「押さない」が最も大事で、災害よりも怖いのが人による二次災害です。人を押してしまい、人同士によって、ケガ等をしてしまうケースがあります。また、避難訓練で最も困難なことが、「もどらない」という意識づけです。避難中や避難後に大切な人を探すため、携帯電話や財布などを探しに戻りたくなると思いますが、戻ることによって危ない目に合うことも多いので、「もどらない」もしっかりと覚えておいてください。
日本は地震大国と言われているように、記憶に残っている大地震では、阪神淡路大震災1995年28年前、東日本大震災2011年12年前、熊本地震2016年7年前に起きています。被害の少ない地震を含めると、大地震は日本全国では、毎年２回以上起きているそうです。今後の想定として、皆さんも知っての通り、マグニチュード８～９クラスの南海トラフ巨大地震が起きると言われています。実際、災害が起きたときは、身体で体感できるような分かりやすい災害の場合はパニックになります。津波が後からくる場合や、見えないところで火災が起きているなど、体感のないものは、その情報を信じられず、動けないことがよくあります。実際災害が起きても、その現実を受け入れられないものが普通です。新型コロナウイスも一つの災害と言ってもいいと思いますが、３年前に新型コロナウイルスのニュースを一番、最初に見たときは、思考停止して、よく理解ができず、すぐに行動できなかったです。みなさんはどうでしたか？
常日頃から災害は起きるものだと思って、できるだけ普段から想定をして、災害対策の意識をもっておいてください。そして家では、懐中電灯の場所、避難の場所を決めておく、備蓄や避難バッグを用意しておくなど、保護者の方と話をしておいてください。
次に、学級委員任命式にあたり、学級委員の役割や意義について、また、学級委員でない人の役割・やってほしいことについて、お話をします。学級委員は、自分のためではなく、クラスのために号令をかけたり、提出物を集めたり、人のために、周りのために動くことが多いです。
周りのために頑張っていると、周りの人が認めてくれている、自分を見る目が良くなる違うことに、いつか気づきます、すると、自信ができ、やる気がでてきて、とても前向きな感情になるはずです。そういった原動力というのは、お金では決して買えない、一長一短では生み出すことのできない、ものすごい力を手に入れていることと同じだと思います。なので、委員長などの一見自分のためにならない、下手したら損していると思うかもしれない役割というのは、ものすごい力を手に入れる大きなチャンスでもあるのです。周りの人のために頑張ることは、自分のためになる、自分に返ってくるということです。これは、委員長などの役員に限らず、みなさんも積極的に周りの人のためになることをしてください。
また頑張っている人に対して「ありがとう」というお礼の言葉を伝えることを大切にしてください。「ありがとう」という言葉をかけるだけで十分です。この一言で救われることが多いです。是非「ありがとう」という言葉を意識して口に出してほしいです。
学級委員の人も、そうでない人も、人が「面倒くさい」と感じることを率先してやり、「ありがとう」という声掛けをし合って、皆が助け合えるクラスになることを願って、学級委員任命式ならびに避難訓練の話を終わります。”
任命式の後、表彰伝達が行われ、校長より表彰状が授与されました。
☆女子ソフトボール部
神戸市高等学校女子ソフトボール春季錬成大会 団体 優勝
個人 優秀選手賞 中島陽香
個人 優秀選手賞 小郷希愛
☆男子ソフトテニス部
西日本高等学校選抜ソフトテニス大会 団体 優勝
兵庫県高等学校ソフトテニスハイスクールジャパンカップ２０２３ダブルス予選会
個人３位 須澤心晴 武田隼勢
個人３位 西原想来 藤井悠斗
避難訓練で学んだことや校長先生のお話を踏まえ、自分の身を守るために、普段から災害に備え、有事の際には今日の訓練のように素早く行動できるようにしましょう。
