令和5年度1学期始業式・対面式~可能性広げる高校生活を~
■2023-04-11
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10日(月)、3年ぶりに全校生徒が体育館に集まり令和5年度1学期始業式が行われました。
コロナ禍において、全校生徒で集まる機会が制限されてきましたが、令和5年度からは徐々に従来の活動ができるようになり、校歌指導や音楽部の演奏による校歌斉唱も行いました。
その後、新校長先生による始業の言葉がありました。
“おはようございます。令和5年度を迎えました。
今年度から校長に就任いたしました熊見和祥です。前校長の熊見一郎は学園長となりました。高校生には未来や可能性がたくさん詰まっているので、みなさんの可能性を広げるために微力ながら盛り上げていきたいです。
新型コロナウイルス感染防止対策も緩和してきており、なるべく本来やりたかった活動を行っていきたいと思います。また、今までにない楽しい活動やイベントなどを作るチャンスでもあるので、みなさんも積極的に提案をしてもらいたいです。
新年度が今日からスタートするわけですが、
3年生は、最上級生として常に後輩に見られていると思って、昨年より背筋を伸ばして、将来の進路に向かって成功させるために、真剣に取り組む覚悟をしてください。
2年生は、やっと本校に慣れて、遠慮なくどんな事でも取り組める時期ですので、言われたことをやるだけでなく、自分からやってみることを必ず作ってください。それが3年生や将来に必ず繋がっていくと思います。
1年生は、まずは友達を1人でも多く作るために、知らないクラスメイトに対してもあいさつをしてください。それができれば、何気ない声かけがしやすくなります。クラスメイトだけでなく、先生にも積極的に話かけ、自分のことを知ってもらいましょう。良い人間関係を築くことでスムーズに勉強や活動に取り組めると思います。
今、皆さんは高校生という一生思い出に残る年代にいます。勉強でも部活動でも何でもとにかく避けて通るのではなく、嫌でもどんどんやってほしいです。一番の敵は、暇です。暇が一番の大敵で、暇な人ほど、良い時間の使い方をしないものです。いわゆる「青春したなぁ」と思いたいのであれば、余分なこと活動も色々なことに含めて首をつっこんでもらいたいです。今までやったことのないことをやってみると、人間関係も広がって、世界が広がっていくので、是非勇気を出して挑戦してみてください。
ただ、良いスタートを切ろうと頑張っても、どうしても上手くいかなかったり、つまずいたりすることは起きると思います。そんなときに知ってほしい言葉が、ユーチューバーのヒカキンさんの名言の中で、「人生は短距離走ではなく、長距離走です。短距離で転んでしまったら、致命的ですが、マラソンで転んでしまっても、あとで追い上げることはできます。」と言っています。生徒の時は、失敗してもいいんです。すべてうまくいっている人なんていません。だから、もしそうなっても自分だけではないと思ってもらいたいです。それでも立ち直れないときは、友人だけでなく、先生らも頼って、共に乗り越えていってほしいと思います。
これから起きる楽しいこともつらいことも、それら全部ひっくるめて青春なのだと思います。特に、つらい経験を乗り越えたときにはじめて成長したという実感が沸くものです。だから、楽しいこともつらいこともちゃんと経験して、全部プラスにとらえて、高校生活を是非良いものにしてください。
ここにいる全員にとって、色々チャレンジして良かったと思える1年になることを願って、1学期の始業の言葉といたします。”
その後、新しく着任された4名の教職員の挨拶と2・3年生関係教員の紹介がありました。生徒たちからは、歓迎のことばや拍手があり、とても良い雰囲気となりました。
また対面式は生徒代表の「新入生歓迎のことば」から始まりました。続いて、新入生を代表して「決意のことば」が述べられました。
最後に音楽部による歓迎演奏で令和5年1学期始業式・対面式は終了しました。