神戸星城高等学校 KOBE SEIJOH High School 一生モノの輝きを、十八才までに育む。

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ニュース・部活動情報

震災追悼の日を迎えるにあたって ~避難訓練・任命式~

2023-01-14

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 1月13日(金)、地震による火災の発生を想定した避難訓練を実施しました。安全確保・避難経路の確認・迅速で正確な点呼を実施目的に、校内放送で避難訓練を実施し1・2年生は体育館に集合し、3年生は教室でのシェイアウト訓練を行い、任命式の様子は映像配信を通して参加しました。

 校長先生のお話に先立ち、28年前の阪神・淡路大震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、黙祷を捧げました。その後、第1学期学級委員任命式が行われました。

 

〇 校長先生のお話

 「阪神・淡路大震災から28年を迎えます。4日後の1月17日は“防災とボランティアの日”と定められているとともに、兵庫県では“阪神・淡路大震災”の経験と教訓を継承するとともに、いつまでも忘れることなく、安全で安心な社会づくりを期する日として、1月17日を“ひょうご安全の日”と定めています。震災で亡くなられた多くの方々を追悼するとともに、震災で培われた『きずな・支え合う心』『優しさ・思いやり』の大切さを次の世代へ語り継いでいく日でもあります。

 私達は平素より自然災害や火災・水害などの様々な緊急事態から、自分達の安全を守るために、迅速・的確に対応できるようにしなければなりません。防災あるいは減災に努めるとともに、大震災によって犠牲となられた尊い命が奪われ、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 災害はいつどこで発生するかわかりません。

 

 あ あわてない

 さ さわがない

 お おさない

 は はしらない

 し しゃべらない

 

 政府の地震調査委員会によるとマグネチュード8~9クラスの南海トラフ地震が今後30年以内に70~80%の確率で発生すると予測しています。地震発生時には、家族と待ち合わせる場所を事前に決めておくことが大切です。

 「学級委員に選ばれた人は自覚をもって、学級のリーダーとして積極的に行動してください。人には生まれたときから役割があります。赤ちゃんには赤ちゃんの役割、みなさん高校生には高校生としての役割があります。また学級委員にも学級委員としての役割があり、学級委員でない人は学級委員を支えるという役割があります。

 大人には大人の役割があると同時に、責任が重くなってきます。成人年齢が18歳に引き下げられ、一番大きな変化として親の同意なしに自由に契約が結べるようになったことが挙げられます。「モノなしマルチ」などの被害が若者に多く出ています。」大人になってから、起こる問題は他にもいろいろあります。自分なりの答えを見つけて、その都度対応していくことになるので、“自分で考える力”が重要ですあり、そのためにも幅広い知識をつけることが必要です。

 
 1年の始めに当たり、皆さんが自分を大切な存在であると自覚し、自分がやらなければならない役割を担い、自分の人生を自分の力で創り上げていくという前向きな気持ちを強く持ってもらいたいと思います。クラス仲間をお互いに大切にし、お互いに気持ちの良い挨拶をし、お互いの違いを認め、良さを尊重し、縁があって集まった者同士、一生の友として良い人間関係を作り、意味のある高校生活を送ってください。」

 

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