神戸星城高等学校 KOBE SEIJOH High School 一生モノの輝きを、十八才までに育む。

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ニュース・部活動情報

創造力を培い、新しい価値を生み出す~令和4年度2学期終業式~

2022-12-23

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 12月23日(金)、令和4年度2学期の終業式を行いました。2学期の始業式同様、1年生は講堂で、2・3年生は教室にて映像配信を通して行いました。終業にあたって、校長先生から話がありました。終業式終了後、各HRでは担任から通知表が渡されました。 

〇校長先生の話

 明日から冬休みに入りますが、長期の休みで大切なことは、3学期に向かうエネルギーを充足させることです。それには、毎日決まった時間に起床・就寝し、一定の時間、勉強するなど日常生活のルーティーンを乱さないことです。もう一つは、家族や周りの人たちといろいろなことを話し合い、日頃の感謝の気持ちを込めてお手伝いをするなどして自分の存在感を高めてください。
 また、時間があるからと言って、インターネットに時間を使いすぎるネット依存症にならないよう気を付けてください。インターネットは、安全に正しく使えば役に立つ便利なものです。しかしながら、使い方を間違えると、事件や犯罪に巻き込まれたり、詐欺にあったり、いじめや誹謗中傷が起こったりします。SNSに投稿した画像などは、絶対に消えません。違法なものを載せた場合、将来の人生を台無しにしてしまうこともあります。「会ったことがない人とネット上でやりとりをしない。当然ですが、ネット上で知り合った人と絶対に会わない」ことを守り、被害者にならないように気を付けてください。
 また、インターネットを閲覧中に、突然警報音が鳴り、「ウイルスに感染した」等の警告画面や連絡先を表示させ、復旧のために必要な費用をだまし取る詐欺や通信業者を語って携帯電話に通知を送りつけ、料金支払いの名目で現金や電子マネーをだまし取る詐欺が多発しています。パソコンの場合は、警告画面が表示された電話番号にはかけてはいけません。

  次に、現在の社会は、AIの発達やDX化などにより、社会のあり方そのものが大きく変化し、過去の常識や既存の知識が通用しないことも多くなっています。変化の激しい予測することが困難な時代を生き抜いていくためには、経験したことがない課題に対して、自分なりの方法で解決策を考え、実行し、価値を生み出していく力、要するに、AIが得意でない力や「創造力」を培う必要があります。

 AIが得意でないことは、
・明確な答えが存在しない創造的な作業
・これまで誰も思いつかなかったようなアイデアや全く新しいものを生み出す力
・人の気持ちを汲み取って行う仕事
・人間のような「ひらめき」 などです。

 このような創造的な力を、私たち人間は培うことが大切です。
 「創造力」を培うには、
・前提や思い込みを捨てる
・既成概念にとらわれないように考え、柔軟な考えを持つ
・同じ物を「新しい視点」から見る
・物事をいろいろな角度から考える
・自分なりに問題点・課題を見つける
・いろいろなことに好奇心を持つとともに、探求心を持つ
などがあげられます。皆さんも、普段から創造力を磨くように心がけてください。

 最後に、人間は高等動物です。だから悩みます。困ったこと、悩むこと、迷うことが生じれば、先生や人生の先輩に相談してください。一人しかいない自分、一度しかない人生です。自分を大切にし、周りの人も大切にして、意義のある一日一日を送ってください。

 皆さん一人ひとりが有意義な冬休みを過ごし、3学期の始業式に全員元気で登校してくれることを願って、2学期の終業の言葉とします。良い年を迎えてください。

 

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